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団体概要

日本原子力研究開発機構は、我が国唯一の総合的原子力研究開発機関として原子力に関するさまざまなテーマについて研究しています。その中で、システム計算科学センターでは特に、最先端計算科学技術を駆使しなければ解決できない原子力分野の重要課題(放射線の強い核燃料の物性解析、放射性核種の長期環境動態、震動台では扱えない原子力施設全体の耐震解析等)について研究開発を進めています。

事業内容

原子力の安全性向上・評価、福島復興支援等に資するため、原子力材料物性解析技術、原子力施設全体規模の構造解析技術等の計算科学研究に取り組むとともに、それらの研究に必要な高精度超大規模並列計算、大規模データの遠隔可視化等の基盤技術研究を推進しています。

(最近の研究例)

①核燃料物質(PuO2)の比熱を高温(1400K)まで高精度計算
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②セシウムの土壌への吸着機構を解明し共有結合性を有することを発見
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③河川における放射性核種動態解析によりダム活用による下流域再汚染低減策を示唆

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